それぞれのバーでカクテルの味が違うことから学ぶ、研究の面白さ

研究


はじめまして、だいきです。

 

記念すべき初投稿なので、
軽く自己紹介しますね。

 

 

改めまして、だいきと申します。

 

サクッとみられる方が良いと思うので、
箇条書きで書いちゃいますね。

 

・関西在住
・現在21歳、理系大学生。
・バーでお酒修行中
・カクテルのおいしい作り方を研究中
・バーへ行ってはウイスキーのテイスティング
・飲んだお酒は150種類以上
・さすがに覚えきれないので
 基本的に味や香りをメモ
・お酒を飲んでいるときは本当に幸せ
・ウイスキーが特に好き

 

 

めちゃくちゃ簡単ですが、
自己紹介でした。

 

詳しいプロフィールはまた更新予定です。

※2020/12/12追記

詳しいプロフィールページを作成しました。
ここをクリックするとプロフィールページに移動できます。

 

 

 

閑話休題。

 

 

僕は一つの物事を研究するのが
大好きなのですが、先日も

やっぱり研究って面白い

と思わされた出来事があったのでお話しします。

 

 

 

僕はだいたい週一くらいのペースで、
夜の街へ出てバーをめぐるんですよね。

 

そして、バーへ行っては

ウイスキーのテイスティングをしたり、

気になるカクテルを注文したり、

マスターやスタッフとお話ししたりしています。

 

 

こうやって様々なバーへ行くと気が付くことがあるんです。

 

 

同じカクテルのはずなのに味が違う。

 

 

いやまぁ当たり前っちゃ当たり前なんですけど、
これってなぜなんだろう?と深掘ってみたら
案外面白かったのであなたにも教えたくなっちゃいました。

 

 

目次

逆の状態はどうやって起こるのかを考える

 

当たり前だと思っていることを感覚的ではなく、
論理的に証明したいと思っているのなら、
まずは逆だったらどういう状態なのかを
考えるのが良いと思っています。

 

どういうことかと言いますと、

 

「カクテルは同じで味も同じ」

 

という状況はどうやって成り立つのかを考えるんです。

 

 

これは簡単ですね。

・同じ人が作る
・同じレシピが共有されている

可能性としてはこの二つでしょうか。

 

でもここで一つ注意することがあって、

どちらも他の条件(ex.体調、考え方etc…)で、
いくらでも成立しないことが起きるということです。

 

 

 

例えばなんですけど、

あなたが普段やっている家事、ありますよね。

 

その家事って普段の体調なら
たった10分で終わらせられるのに、
インフルエンザにかかってしまったら、
その家事が20分もかかるとしましょう。

 

これって、同じことをしているのに
クオリティが全く違いますよね。

 

作業効率は単純計算で二分の一です。

もしかしたらいつもより粗雑になっているかもしれません。

 

つまり

「同じ家事なのにクオリティが全然違う」

状態なわけです。

 

 

 

これって

「同じカクテルなのに味が全然違う」

と同じ原理ですよね。

 

 

 

 

なので、この二つの条件

・同じ人がつくる
・同じレシピが共有されている

は割と崩れやすい条件であることが分かります。

 

 

 

 

これで、逆の状態である、

「同じカクテルでかつ同じ味」

はかなり変数の多い条件をクリアしないと
成立しないことがわかりましたね。

 

 

 

もう少しわかりやすく言い換えると、

「同じ味のカクテルを作ることは難しい」

ということです。

 

 

 

 

この「同じ味のカクテルを作ることは難しい」は、
「違う味のカクテルを作ることは難しくない」と
言い換えることが出来そうですよね。

 

これで「同じカクテルでも味が違うことが当たり前」というのが
感覚的ではなく、論理的に証明出来ました。

 

 

 

こうやって、事象と逆の状態を考えることで、
何の疑問もなく当たり前だと思っていたことを
確信をもって当たり前だと思えるようになります。

 

僕自身、この思考のおかげで、
今までの常識が破壊されたり、
本当に正しい常識だったと気づけたりしました。

 

 

それでは、

「同じ味のカクテルを作るのは難しい」

という前提条件のもと、話を進めていきましょう。

 

 

「考え方」について考える

 

それぞれのバーでカクテルの味が違うのはなぜなのか?

という疑問はもうほとんど解消されたようなものなのですが、

もう少し深掘っていきます。

 

 

物事を実行するうえで、
「考え方」は超重要です。

 

 

 

これはカクテルにももちろん言えて、

シェイカーの振り方、

ステアの仕方、

氷の入れ方、

作るのにかける時間、

提供の仕方、

作るときの態度、

グラスの選び方…などなど、
カクテル一つでさえこんなにたくさんの考え方があるんですよね。

 

 

 

これだけたくさんの事を考えて、
一つのカクテルを完成させるわけですから、
その考えた量や質によっては、
そのカクテルに付加価値をつけることが出来ます。

 

 

その付加価値というのは、

値段であり、チャージ料金であり、

感動体験であることが多いです。

 

 

 

 

付加価値があるからこそ、
同じカクテルでもバーごとに
全く値段が違うわけです。

 

 

 

そして、この付加価値こそが

その人の研究の成果

であり、

考え方そのもの

なんですよね。

 

 

だから、そもそも
同じ味のカクテルを作る必要なんか
全く無くて、味が違って然るべきなんです。

 

ここまで聞くと、

「あぁじゃあそもそもこの考えなんだったら
なぜカクテルの味がなぜ違うのかを
考えること自体無駄なことじゃねーか」

 

と思わずツッコミをかましたくなるかもしれませんが、
もう少し僕の話を聞いてください。

 

 

当たり前のことを考えることって全然無駄じゃないんです。

 

もしあなたがこの段階でこの思考を止めるのであれば、
無駄になるかもしれません。

当たり前のことを考えることの魅力はこの先にあります。

 

 

研究の面白さは「付加価値の可視化」

 

先ほどもチラッと言いましたが、

付加価値こそが
「その人の研究成果であり、考え方そのもの」
なんです。

 

この考えに行きつくには間違いなく

「当たり前のことを改めて考える」ことが

必要であり、今回も例に漏れずそうして導いてきました。

 

 

考え方ひとつで付加価値の付け方は違います。

 

 

 

 

牛丼チェーンとかまさにそうですよね。

 

松屋はコスパ最強。

すき家は家族団らん。

吉野家は味の追求。

 

これはまさに会社の理念であり、付加価値だと思うんです。

 

 

でもこれって、普段生活してるだけだったら
気づけなくないですか?

 

 

 

少なくとも僕は気づける自信がないです。

 

 

だから付加価値はその道を研究しているからこそ
見ることが出来る領域であり、

その物事を飛躍的に面白くさせる要因です。

 

 

これだけだとピンとこないと思うので、
一つ例を挙げてみます。

 

 

 

あなたも経験あるとは思いますが、
学校の勉強って最初はめちゃくちゃつまらなくないですか?

 

意味不明な単語や公式ばかりでてくるし、
一人だけ外国に行ったような気分にさえなります。

 

超格安旅行ですね笑

 

 

 

 

 

でも、あるとき急に世界がひらけるのです。

 

そこからは「わかる!わかる!」のオンパレード。

ディズニーもびっくりです。

 

 

なぜこんなことが起きるのかというと、

あなたがそのことを理解し、

研究(研究というのは大袈裟かもしれないが…)したからです。

 

 

そうなると、そのことに関してあなたは
付加価値をつけることが出来ます。

 

無知の状態ではどうすることも出来なかったものなのに、

人に教えるものという付加価値をつけたり、

人生で生きていくためのものという付加価値をつけたりできる。

 

 

研究は「全ての物事を価値あるものに変換できる」、最強のツール

 

 

いかがでしょう?

 

これってめちゃくちゃすごくないですか?

 

 

全ての物事を価値のあるものに変換できるんです。

 

 

こんなに汎用性が高くて、
何でも面白くすることが出来るのは
控えめにいって最強です。

 

 

だからこそ研究は超面白い。

 

もし「死ぬ直前に何をしたい?」と

質問されたら間違いなく研究すると答えます。

 

それくらい面白いし、
今後の人生も研究し続けていくことだと思います。

 

 

ここまで読んだあなたも、

日常のどんなことでもいいです、研究してみてください。

 

あなたの当たり前にあることでもいいですし、
あなたの趣味でもいいです。

 

とりあえず今すぐに
研究材料を決めちゃいましょう!

 

 

 

それでは、今日もおいしいお酒を頂きましょう。

 

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今僕は
・ウイスキーの味や香りの違いを楽しんだり、
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してめちゃくちゃ楽しく過ごせています。


子どものときからおつまみこそ大好きでしたが、
お酒は20歳になるまで飲んだことがありませんでした。

 

周りは20歳よりも前から
飲酒している人ばかりだったので、
同世代の中でもお酒への理解は遅れていました。

そんな僕でもバーで働き始めてから、
お酒の知識や経験は圧倒的に多くなり
今のようになることが出来たのです。

お酒は大人になってからは、
一生関わっていく大切な大切な存在。

そんな大切な存在のこと、何も知らずに
これからを過ごしていくのは正直です。


経験上お酒のおかげで
一生モノの繋がりが出来たし、
人生の楽しみがめちゃくちゃ増えました。

それはこれからも増え続けていくと思います。


お酒を少しでも飲む人にとってはもはや
一般教養レベルになって良いとさえ思っています。

 

というわけでお酒の中でも今回は
飲めるとかっこいいウイスキーに
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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