【No.28】KILKERRAN 12年【テイスティング】

テイスティング

どうも、だいきです。

今回は、数少ないキャンベルタウンのウイスキー、キルケラン12年を紹介します!

現在キャンベルタウンで稼働している蒸留所はたったの3つしかありません。

スプリングバンク、グレンスコシア、そしてこのキルケランを造っているグレンガイル蒸留所です。



なぜキルケランなのに蒸留所名はグレンガイル?と思ったそこのあなたは下まで読み進めると分かるようになっていますので、確認してみてくださいね。



それではレッツテイスティング!



【香り】
・アロマティック
・バニラ
・ドライフルーツ



【味】
・とろみのある甘み
・麦!
・少しピートが効いてる。煙たい
・バーボン樽の焦げをしっかり感じる



甘みとピート香のバランスが
絶妙で、後引くおいしさです😋



塩味の効いたキャラメルみたいな
イメージでしょうか。



まぁでも塩キャラメルとは違うような気もするのですが😅



まったりした甘みの後にスッとピートが参上してきます。



休日の朝、二度寝をするためにベッドの中でぬくぬくしようとしたその瞬間、普段セットしていた目覚まし時計が急に鳴りだして二度寝する気が起きなくなるような感じです。

そういう朝は最初こそ腹立たしいものですが、一日が終われば「今日は充実していたなぁ♪」と気持ち良く寝れるはず。

このキルケランはそれをたった一口で味わわせてくれます。控えめに言って…最高ですね!



【これだけは知っておきたい!】
生産地:スコットランド(キャンベルタウン)
分類:シングルモルト
度数:46%
樽構成:バーボン樽70%,シェリー樽30%



キャンベルタウンはもともと「世界のウイスキーの首都」と呼ばれるほどたくさんの蒸留所があり、その数は30にも及んだそうな。

しかし、大恐慌などの不幸が続き、一時期はスプリングバンクとグレンスコシアのみとなってしまいました。

ウイスキーがほとんど造られなくなったキャンベルタウンでは今後「キャンベルタウンシングルモルトウイスキー」という呼称を名乗るのを廃止せざるを得ないという状況にまで追い込まれます。



そこで登場するのがグレンガイル蒸留所です。

もともとの土地をそのまま蒸留所として復活させ、蒸留所数が計3つとなったキャンベルタウンではその呼称が守られることとなりました。



つまり、グレンガイル蒸留所がなければ現在のキャンベルタウンウイスキーは無かったのかもしれないのです。

そう考えると恐ろしいですよね。

当時の方達に感謝感謝です。



さてここで、冒頭でお話したことに繋がってきます。

「なぜグレンガイル蒸留所で造られているウイスキーはグレンガイルではなくキルケランなのか?」



これには理由が3つあるとされています。

・他蒸留所名義でもともとあったグレンガイル8年との混同を避けるため。

・グレンスコシア蒸留所のオーナー会社が「グレンガイル」の商標権を持っていて、承認されなかった。

・キャンベルタウンの元の名であるキンロッホキルケランからとって、よりキャンベルタウンを象徴する名前にしたかった。



キャンベルタウンは蒸留所こそ少ないですが、だからこそ他の蒸留所との協力が根強く、このキルケランにはスプリングバンクの麦芽が使われていたりします。

さらに蒸留所を長く続けるためにかなりのコストカットをしているため、必然的に少量生産で丁寧に造られているんですよね。



だからどのウイスキーも品質が高く、
特にキルケランはウイスキー愛好家の間では話題の逸品みたいですよ😊



実際スプリングバンクなんてとても素晴らしいウイスキーだと思います。(グレンスコシアはまだ飲んだことがありません😅)

僕はあまり資金は無いのですが、それでもボトルで買っても良いと思えるほどです。



かなり熱く語ってしまいましたが、まとめです。



【結論】
甘みとピートの絶妙なバランスが後引く味わい。

少量生産高品質。

地元愛がストーリーから感じられるウイスキー。

キャンベルタウンはお互いに協力し合って成立しているウイスキーが多いので、キャンベルタウンでまとめて飲むのはかなりオススメです😊

知ると楽しいウイスキーの基礎をまとめてみました(無料)(休止中)

今僕は
・ウイスキーの味や香りの違いを楽しんだり、
・家族や友人にオススメのお酒をふるまったり

してめちゃくちゃ楽しく過ごせています。


子どものときからおつまみこそ大好きでしたが、
お酒は20歳になるまで飲んだことがありませんでした。

 

周りは20歳よりも前から
飲酒している人ばかりだったので、
同世代の中でもお酒への理解は遅れていました。

そんな僕でもバーで働き始めてから、
お酒の知識や経験は圧倒的に多くなり
今のようになることが出来たのです。

お酒は大人になってからは、
一生関わっていく大切な大切な存在。

そんな大切な存在のこと、何も知らずに
これからを過ごしていくのは正直です。


経験上お酒のおかげで
一生モノの繋がりが出来たし、
人生の楽しみがめちゃくちゃ増えました。

それはこれからも増え続けていくと思います。


お酒を少しでも飲む人にとってはもはや
一般教養レベルになって良いとさえ思っています。

 

というわけでお酒の中でも今回は
飲めるとかっこいいウイスキーに
焦点を当てて基礎をまとめてみました。

 

ウイスキーの基礎をまとめたものは
本当にお酒に興味のある方だけに見てほしいので、
メールマガジンの中だけで公開しています。

 

最後には僕が数々のウイスキーを飲んできて
本当にオススメするものだけを何本か紹介しています。

 

もし興味があれば見てみてくださいね。

ウイスキーの基礎を試しに見てみる

メールアドレスを入力すれば、受け取れます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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